「両方キープ」は米側の本音か

小泉防衛大臣:
「日米間の認識にまったく齟齬はない」

玉城知事:
「齟齬はないが、米側に合意事項を遵守するよう求めたいという発言が出てこないとおかしい」

辺野古に移設し、滑走路を整備しても普天間基地をキープすべき。これが米側の本音なのか。長年、在日米軍について研究する大東文化大学の川名晋史教授に話を聞くと、ある文書が示されました。

大東文化大学 川名晋史 教授:
「これは米側の公文書、外交資料になります。辺野古の新しい基地は非常に限定的な機能しか持ちえない。となると普天間の機能を十分に代替するものではないと、米軍が考えたとしても不思議ではないということになる」

「国連軍基地」に言及した1996年の外交資料(川名晋史教授 提供)

川名教授が示した文書は、返還合意が発表された1996年4月のおよそ1か月前、合意に関わった米側の作業部会チーム用に作られた事前資料です。そこには、返還条件の要点がまとめられていました。

1つ目のキーワードは「国連軍基地」です。