お正月用の沖縄県産の菊の花の出荷が最盛期を迎えています。
那覇空港では、24日、年末年始の需要に合わせて沖縄県産のブランド菊「太陽の花」80万本を積んだチャーターの貨物便が成田空港に向けて出発しました。

沖縄県花卉園芸農業協同組合によると、今年は燃料価格の高騰を受け、茎の長さを従来より5センチ短くして、一本当たりの輸送費を例年と同じレベルに抑える工夫をしているということです。
12月中に出荷される沖縄県産菊はおよそ15万ケースで、出荷額は12億円余りが見込まれています。

県花卉園芸農業協同組合 前川亮一 組合長
「色とりどりの沖縄の花で家族団らん素敵な年末年始を過ごして頂きたい」
冬場に国内で流通する菊は沖縄県産が9割以上を占めていて、今回出荷された菊は関東や東北地方を中心に正月のお供え用などに使われます。