今月27日に公示される衆議院選挙の沖縄2区に普天間基地の辺野古移設反対を掲げる2人の候補者が立候補を予定し、「オール沖縄」勢力が分裂していることについて県選出の参議院議員2人が「一致団結すべき」との声明を発表しました。

衆院選沖縄2区には、去年社民党を離党した前職の新垣邦男さんが、新党「中道改革連合」からの出馬を表明しています。

しかし、社民党県連の一部が支援する元南城市長の瑞慶覧長敏さんも同じく沖縄2区からの出馬を表明していて、辺野古移設反対を掲げる「オール沖縄」勢力が分裂しています。

こうしたなか25日、伊波洋一参議院議員と高良沙哉参議院議員が会見を開き、「事態を看過できない。一致団結すべき」との声明を発表しました。

「有権者を置き去りにした分裂選挙はやめて、腹八分でまとまってきた原点に立ち返り、平和で誇りある豊かな沖縄を実現するために一致団結すべきです。オール沖縄の政党会派会議が確認した沖縄2区選挙区の取り組みに対して、上部団体からの介入を謹んでいただいたいと思います」

伊波議員と高良議員は、衆議院が解散した今月23日に、社民党本部の服部良一幹事長らと面談し、前職の新垣さんを支援する意向を伝えたということです。また会見では、候補者の一本化に向け、小選挙区ではなく、比例区で社民党の候補者を擁立すべきとの考えも示しました。

衆院選沖縄2区にはこのほか、自民党の前職・宮崎政久さんと、参政党の新人・吉田悠里さん、無所属の新人・比嘉隆さんの3人が立候補する意向を示していて、混戦が予想されます。