アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃をめぐり、トランプ大統領は停戦について「条件がまだ不十分で合意したくない」と語りました。また、ホルムズ海峡の安全な石油輸送のために日本などからの艦船派遣に期待を表明しました。
トランプ大統領は14日、NBCテレビのインタビューに応じイランとの停戦について、「イランは合意を望んでいる」と主張したうえで、「条件がまだ不十分であり、私は合意したくない」と語りました。
停戦の条件について、イランの核兵器開発の放棄が含まれることは認めたものの、具体的な中身は「話したくない」として、明らかにしなかったということです。
また、トランプ大統領はSNSで石油輸送の要衝ホルムズ海峡での安全な航行を確保するため、日本やイギリス、フランス、中国、韓国を名指しし、艦船を派遣することに期待を表明していましたが、インタビューでは、複数の国が「支援を約束した」としつつも、具体的な国名には言及しませんでした。
こうした中、イランのアラグチ外相は「アメリカはホルムズ海峡の安全のための助けを他国、さらには中国にまで求めている」とSNSで批判。近隣諸国に対し「外国の侵略者を追放するよう呼びかける」とし、アメリカ軍を追い出すよう訴えました。
ロイター通信はオマーンとエジプトが外交的解決に向けた仲介を試みているものの、トランプ政権は応じる姿勢を示していないと報じています。
一方、トランプ大統領が日本などの艦船の派遣に期待を示したことについて、外務省幹部は「法的根拠がなく、すぐにイエスとは言えない」と慎重な考えを示しています。
ある政権幹部も「できる限りのことをやると思うが、法律の制約もあるので限界がある」との考えを示しています。
今週予定される日米首脳会談でも取り上げられる可能性があり、政府は対応の検討を急ぐことにしています。
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