まりの:
彼が沖縄に駐留していたことは知っていた?
シャーリーン:
「きっと、彼は話に出してはいたのよ。“沖縄にいたときはね” みたいに。でも、詳しい話じゃなかった。ましてや子どもがいるなんて、一度も話さなかったの」
「もうひとつ聞いた話は… 沖縄には “家族を決して離れない” という価値観があるって」
「あなたのおばあさんの家族、つまり(和枝の)姉妹たちが言ったこと『もし私たちを置いて行くなら、二度と戻ってこられない。そんなことをしたら恥さらしだ』って。そういう考え方がすごく大きかったんだと思うの。彼女が来なかった理由も、そこにあるんじゃないかって」
沖縄で受けた和枝の家族からの差別。「結婚するなら一生戻ってくるな」と突き放されたリーは、葛藤をシャーリーンに話していた。
そしてシャーリーンはリーに関する新たな事実も明かした。








