福岡県田川市の保育園で、9人の園児に暴行を加えたとされる元保育士の女の裁判。検察側は、「園児への暴行は常態化していた」などとして拘禁刑2年を求刑しました。

起訴状などによりますと、田川市の元保育士中村麗奈被告(25)は、去年7月から8月にかけて当時勤務していた田川市の「松原保育園」で園児9人に対し、頭を殴ったり髪を引っ張ったりするなど30回の暴行を加えたとされています。

19日に行われた被告人質問で中村被告は園児への暴行を認め、「複数の行事の準備や練習を同時進行していて、自分の中で余裕がなくなってしまった」と述べました。

検察側は「園児への暴行は常態化しており悪質。園児の健全な成長への懸念は大きい」などとして拘禁刑2年を求刑しました。

一方、弁護側は「保育園が人手不足であったことなど園の態勢に問題がなかったとは言えない」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

判決は3月26日に言い渡されます。