自分の 「黒歴史」を語れる指導者こそ、主体性を伸ばす
古い指導法に頼らない指導者たちの人材育成術を記した島沢さんの新著、『叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践』で登場する人々は、主体性を伸ばす指導方法はもちろん、自身の “黒歴史” ともいうべき過去の指導法の反省点を隠すことなく語っている。
「それを話せるのは、彼らが良いコーチングができているという自負があるからだと思います。私が接していて “このコーチはきっと伸びる” と感じる人は、その黒歴史を具体的に綿々と語れる人です。過去の反省を語っていると、その人自身が二度と戻りたくないって思うんですよ。だから向き合うことってすごく重要なんです」








