スポーツの本質は楽しむこと 「勝利」はその後についてくる
「スポーツの本質はまずは楽しむこと。スポーツを本気で楽しもうとしたら手は抜けない。主体的にやっていけば、すごくハードなメニューも『自分が強くなるためにやろう』となるわけです。“本気で楽しむ” その後ろに、勝利は必ずついてきます。ただそれは、時間がかかるんです。そこの『時間がかかる』というところで、コーチたちが気持ちを切り替えられるか、です」

島沢さんは、指導する子どもたちの本当の気持ちを引き出す関係性づくりも大切だと語る。子どもに問いかけ、気持ちを聞き、少しずつトレーニング負荷をかける。子どもの年齢や特性に合わせたやり方でトレーニングをしていく。ひとつひとつの課題に、指導者と子どもたちが向き合えば、それぞれが成長するのだという。島沢さんは、海外で重視されるスキルについても語った。








