ウリ科の植物などに寄生し、果実を食い荒らすセグロウリミバエが宮古島で確認されました。先島諸島で確認されたのは初めてです。
セグロウリミバエは、ゴーヤーやスイカなどウリ科の植物に寄生し実を食い荒らす害虫で、沖縄本島北部で去年3月に初めて確認されて以降、県内各地に被害が広がっています。

県によりますと先月28日、宮古島市城辺でトラップにかかった状態でセグロウリミバエ1匹が発見されました。
これを受け県と関係機関はこのトラップの半径4キロ以内で栽培されているウリ科の作物などを回収し、セグロウリミバエが寄生していないか調査しました。

通常の調査では発見された場所から2キロ以内が対象ですが、今回は宮古島市で初めて確認されたことから調査範囲を拡大して調査を行ったということです。
県では、セグロウリミバエの発生が疑われる場合は県などに連絡するよう呼びかけています。








