11月25日付けで外務省沖縄担当大使に新たに着任した紀谷昌彦さんが県庁に玉城知事を訪ね、玉城知事は基地から派生する問題の解決に協力を求めました。
北海道出身の紀谷大使は1987年に外務省に入省。
これまで、駐南スーダン大使やシドニー総領事、ASEAN日本政府代表部大使などを歴任してきました。
面談で玉城知事は琉球王国時代からの沖縄の歴史を紹介し、三線や泡盛など沖縄の様々な文化に触れることで「地域としての個性や特徴を感じられるだろう」と大使を歓迎しました。
紀谷大使は、「駐在するところの文化や歴史を学び、耳を傾けるところから始めないと仕事は始まらない」などと応じ、沖縄での交流に意欲を示しました。
このほか玉城知事は、県内で頻発している米軍関係者による事件事故などについて「なぜ(事務所が)沖縄にあるのか、根本的な存在理由でもあると考えている。
意見交換を重ねてお力添えいただきたい」と述べ、基地から派生する問題の解決に協力を求めました。
紀谷大使は、「そもそもなぜ外務省沖縄事務所があるのか胸に刻みながら、日々業務に精進してまいりたい」と応じました。








