誹謗中傷をおさめようとしない姿勢「看過し難い」
記者:客観的な意見も言えないということですね。一般的な意見としても言えないということですか、客観的に。
別の記者:関係ないってのは、看過しがたい発言ではないですか。ご自身のセクハラを訴えている女性が、目の前で人権を侵害されているわけですが、それについてやめようということはなぜ言えないのですか。
古謝氏:その本人に聞いてください。
記者:いえいえ、あの、あなたがなぜ言わないのと。
古謝氏:いや、本人に聞いて。それは、そこは、あのそれは、もう、ノータッチです。
大城弁護士:ノーコメントでいいんじゃないですかね。言わなきゃいけないということじゃないんですから。
古謝氏:はい、先生終わりましょう。
大城弁護士:はい、これでもう時間過ぎてますので。
◆ ◆ ◆
古謝氏が会見を打ち切って会場を退出してからも、女性の保護を軽視する姿勢などへの質問は止まりませんでした。
記者:騒動を負いながら出馬されると混乱も予想されると思いますが…
古謝氏:(無言で廊下を歩く)
記者:古謝さんから、(※プライバシー保護のため一部省略)おっしゃったりはされないですかね。「誹謗中傷を止めてください」みたいなのは…
古謝氏:(無言でエレベーターを待つ)
記者:説明責任を果たしたと思われてますか、今。
古謝氏:(無言)
記者:誹謗中傷を止めてくださいということすら言えないというのは公人としてではなくて人間として資質が問われるんじゃないですか。きちんとメッセージを発信してほしいんですよね。
古謝氏:(エレベーターを諦め非常階段を降り出す)
記者:選挙出馬についてはもう少し詳しく教えて頂けないでしょうか。
別の記者:選挙の出馬について答えるのは市民への責任ではないですか。
古謝氏:座波県議に聞いてください。(※座波氏は来月の市長選出馬が有力視される自民県議)
記者:座波県議を応援する可能性はあるんですか?
古謝氏:ないです。
車に乗り込み会場を去った古謝氏。自分の人権擁護を訴える会見で見せたのは、他者の人権を尊重する感覚が深刻に欠落した姿勢でした。元公人とは思えない会見で、後味の悪さを残しました。








