「地域の刺身店」が減る今、“来てくれる” ありがたい存在
中城村奥間の住民:
「当てにしてる。スーパーだとちょっと(外へ)出ちゃうじゃないですか」「刺し身っていうのはスーパーに行かないとないじゃないですか、最近。刺し身屋もないし。近くに刺し身屋があるという感じだからいいと思います」
徒歩圏内にスーパーがない地域の需要を満たす存在に。近所には、造りたてのバター焼きも配達します。
伶奈さんと客:
「(営業は)きょうは6時半とか」「じゃあさ、魚1本さばいておいて」「ぶつ切りにしておく?」「(子どもを)歯医者に連れて行かないといけないから」
気軽に取り置きのサービスも。「家族の時間を作りたい」とスタートしたキッチンカーでしたが、地域の需要は想像以上でした。
伶奈さん:
「免許を返納したお年寄りが、買い物に行きたくてもいけない時に、自分たちが移動販売で回ると、夜ご飯の一品が揃うので、ありがとうと言ってもらえます」
生眞さん:
「昔の人は夕食に一品は刺し身が入っていた、当たり前だったよと聞いていたので。おいしいといってもらえたら、やっててよかったなと思います」
中城村を訪ねると、鮮魚がおいしいだけじゃない、家族のニーズも、地域のニーズも満たすキッチンカーがありました。











