宮崎・ソッケンスタジアムで28日開かれた九州秋季高校野球の準々決勝で、沖縄から出場した2校が準々決勝に挑みました。
歓喜の甲子園優勝を果たした夏から2か月。沖縄尚学は末吉良丞、新垣有絃の二枚看板を擁する新チームが、春のセンバツ甲子園をかけ神村学園(鹿児島)と対戦しました。神村学園は鹿児島県内で51連勝中と圧倒的な強さを誇っています。
【試合開始】
この試合の先発は、右腕、新垣有絃。2回に失策と長打で三塁二塁のピンチを迎えますが、ギアを入れ直して三振を奪い、失点を許しません。
沖縄尚学は4回。2番・足立の単打と四球で二塁一塁のチャンスを作り、打席には4番、秋江。しかし投ゴロに倒れ、こちらもあと1本が出ず。引き締まった好ゲームとなります。
試合が動いたのは、5回。2死二塁で神村学園のキャプテン、梶山が適時打。7回にも、2本の適時打が出て、沖縄尚学は4対0と突き放されます。
9回には、エースの末吉良丞がマウンドに上がり、神村打線を0点に抑えるも、最後まで試合の流れを変えることはできず、夏の王者は準々決勝敗退となりました。








