高市総理は24日、就任後初めての所信表明演説に臨みました。沖縄に関しては普天間基地の辺野古移設を進めるとしたうえで、強い沖縄経済を作るとしています。
▼高市早苗総理「私は、日本と日本人の底力を信じてやまない者として、日本の未来を切り開く責任を担い、この場に立っております。世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す。絶対にあきらめない決意をもって、国家国民のため、果敢に働いてまいります」
高市総理は24日午後、国会で就任後初めての所信表明演説に臨みました。
演説では、物価高への対応をはじめとする経済対策を重視する姿勢を示したほか、安全保障分野では関連費用を含めた防衛費をGDP比2パーセントの水準まで引き上げると明言しました。
実現すれば、従来の方針より2年前倒しでの実施となります。
▼高市早苗総理「在日米軍の円滑な駐留のためには、地元を含む国民の皆様もご理解とご協力を得ることが不可欠です。普天間飛行場の1日も早い全面返還を目指し、辺野古への移設工事を進めます。また、強い沖縄経済を作ります」
沖縄の基地負担軽減について具体的な言及はなく、沖縄振興についても「強い沖縄経済を作る」と一言述べるにとどめています。








