父親の顔や胸を金属バットで殴りけがをさせたとして、那覇地検は9日、54歳の男を殺人未遂の罪で起訴しました。
殺人未遂の罪で起訴されたのは、南城市の建築業、安次富忠洋被告(54)です。
起訴状などによりますと、安次富被告は先月18日、南城市にある父親の自宅で、重さ約810グラムの金属バットを使って、当時75歳の父親の顔や胸などを複数回殴り、顔面骨折やくも膜下出血などのけがをさせた疑いがもたれています。
事件発生後、安次富被告は傷害の容疑で緊急逮捕されていましたが、その後の捜査を経て殺人未遂の容疑で送検されていました。
警察や検察は、安次富被告の認否を明らかにしていません。