ここのところまとまった雨が降っていない宮古島で、サトウキビの干ばつ被害を抑えるためトラックによるかん水が始まりました。

宮古島地方は8月の降水量が極端に少なく、かんがい設備のない畑ではサトウキビを中心とした農作物への干ばつ被害が心配されています。

このため市の補助事業によるかん水が1日から始まっていて、タンクを載せた大型トラックが給水所と畑を往復してかん水を行なっていました。

かん水費用4500円のうちのおよそ半分を市が負担していて、2回目以降の実施については今後の降水量を見ながら判断するとしています。

宮古地区トラック事業協同組合などによりますと、1日時点でこれまでに宮古島と伊良部島を合わせて50件あまりの申し込みがあったということです。

関係機関では干ばつ被害を抑えるため早めの対策を呼びかけています。