U-18野球ワールドカップに参加するアメリカ代表選手30人が31日、平和の礎を訪問しました。

アメリカ代表の礎訪問は、戦後80年の節目に沖縄を訪ねた選手たちに、平和について学んでもらおうと実現したもので、糸満高校の伊敷妃菜さんが平和ガイドを務め、沖縄戦について説明しました。



選手たちは24万人あまりの戦没者の氏名を刻んだ「平和の礎」を見学し、同じ名字の戦没者の名前を帽子のツバに書き入れるなど、平和の気持ちを胸にゲームをプレーすることを心に誓っていました。

▼クリストファー・サムプソン選手(アメリカ代表)
「大会前に、平和の礎に来られてよかったです。ここに刻まれている全ての名前に敬意を表します。この帽子に書いた、特別な意味のある名前と共に戦いたいです」

WBSC U-18野球ワールドカップで、アメリカ代表は5日の午前10時30分から沖縄セルラースタジアム那覇でパナマ代表と初戦を戦う予定です。