沖縄・うるま市の米軍施設「ホワイトビーチ」沖合で20日午後、米国海軍の艦船の火災が発生しました。現場では乗組員による消火活動が行われていて、自衛隊の関係船舶も消火活動に当たっています。記事の続報は末尾に随時更新しています。

【画像で見る】上空のヘリから捉えた消火活動の様子 甲板には消防関係者とみられる姿が多数

中城海上保安部によりますと火災が発生したのは米国海軍の揚陸艦「USSニューオーリンズ」で、全長208.4メートル、幅32メートル、総トン数2万4433トンの大型艦船です。

火災の第一報は20日午後5時頃、キャンプ瑞慶覧緊急指令室からで、「ホワイトビーチ沖合で米艦船の火災が発生した。現在乗組員にて消火活動中だが、海上保安庁へ消火活動を要請する」と、第11管区海上保安本部を通じて中城海上保安部に通報がありました。

火災が発生した「USSニューオーリンズ」(提供写真)

RBCのカメラが捉えた映像では、船首右舷付近につけた船舶から放水する消火活動の様子が確認されています。現時点で火災の原因や被害状況、けが人の有無などの詳細は明らかになっていません。