戦後80年の「終戦の日」を迎えた8月15日、沖縄・糸満市では、様々な立場の宗教者が宗派を超えて平和を発信する「祈りと平和の集い」が行われました。

思想・信条の違いによる争いが世界中で絶えないなか、地上戦で悲惨な体験をした沖縄から平和の大切さを訴えようと、仏教やキリスト教など県内13の宗教団体で作る「沖縄宗教者の会」が毎年終戦の日に開催しているもので、集会では小・中・高校生の代表が誓いのことばを述べました。

▼小・中・高校生の代表
「私たち若い世代が率先して、戦争のない世界を目指し、学校や地域で、平和について真剣に学び、そして語り続けていくことをここに誓います」

このあと各団体の代表者が献花をし、恒久平和への思いを新たにしました。