今から3年前、金武町の民家で窓ガラスなどが割れその近くで銃弾の一部が発見された事件で、警察は時効を前に容疑者不詳のまま器物損壊の疑いで書類送検しました。

この事件は2022年7月、金武町伊芸区で民家の窓ガラスが割れているのが見つかり、重機関銃に使われる銃弾の頭の部分、「弾芯」が見つかったものです。

現場から北に約300メートル離れた米海兵隊キャンプハンセンの「レンジ7」では、弾芯が見つかった前日に、射撃訓練が実施されていたということですが、海兵隊は訓練との関連を否定していました。

警察はこれまでに基地内への立ち入り調査を実施しましたが、容疑者の特定には至らず、器物損壊事件の起訴時効3年が経過するのを前に、23日、容疑者不詳のまま書類送検しました。