今年4月時点の県内の待機児童数は171人となり、10年連続の減少となりました。
県によりますと、今年4月1日時点で希望する認可保育施設に入れなかった児童は前の年度から185人減少して171人となり、10年連続で過去最少を更新しました。
待機児童がいるのは14の市町村で、最も多いのが北谷町の42人、次いで宜野湾市の19人、那覇市の17人などとなっています。
一方で浦添市など27の市町村では待機児童ゼロとなり、前の年度より7市町村増えました。
県全体の認可保育施設の定員数は6万7779人と前の年度より増えた一方、入所を希望する子どもの数は2085人減って5万9250人となっており県内でも少子化の影響が進んでいるとみられます。
待機児童の解消に向けては引き続き保育士の確保が課題となっていて、県は今年度待機児童対策の関連予算を20億円あまり計上し、保育士の育成や処遇改善を図る方針です。