天皇皇后両陛下と長女・愛子さまが、4日那覇空港に到着され、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑などを訪問されました。

天皇皇后両陛下は、4日午後、特別機で那覇空港に到着されました。両陛下の沖縄訪問は即位後2回目で、愛子さまは今回が初めての訪問です。
空港では、玉城知事をはじめとする県関係者が出迎えたほか、沿道にも歓迎する人々が詰めかけ、両陛下と愛子さまは手を振ってこたえられました。
▼中学生
「愛子さまを見られたらいいなと思ってきました。一瞬だったので、姿見ただけでもうれしかったです」
はじめに訪問されたのは、糸満市摩文仁。

沖縄戦で亡くなった住民や軍人などの遺骨、およそ18万4000柱が納められている国立沖縄戦没者墓苑で、白百合などの花を供え、深々と拝礼されました。

また、県遺族連合会などの参列者一人ひとりに声をかけ、じっくりと話を聞かれました。
▼読谷村遺族会・新垣生雄会長(84)
「去る大戦で家族で3名亡くなりました。その中でおばあちゃんに抱っこされたという記憶がいまだ消えませんということを言いました。愛子さまの方からもお声がかかってね、これからも元気で頑張ってくださいねって言われて、大変大変光栄に感じました」
その後、平和の礎では毎年慰霊の日に合わせて行われる戦没者の追加刻銘の状況について、ことしの追加刻銘者の人数や戦艦大和の乗組員が多かったことなどの説明を受けられました。
5日は対馬丸記念館や首里城公園を訪問される予定です。








