5月30日、金武町の民家で、徘徊していた大型犬(ピットブル)が、庭先で飼われていた小型犬をかみ殺した事案で警察は、飼い主は米軍人だと判明したと発表した。
警察によるとこの米軍人は31日に石川警察署を訪ね、ピットブルの飼い主だと確認された。捨てた犬ではなく脱走していたことが分かったため、警察はこの米軍人にピットブルを引き渡した。
警察は飼い主の米軍人が米軍基地内に住んでいるのか、基地の外で県民の生活圏に居住しているのかは明らかにしなかった。
警察によると本来はイヌがイヌをかみ殺す事案は広報する案件ではないが、県内では4月にも同様の事案が起きたことや、5月30日の事案は飼い主が不明だったため広報したという。
そのため、飼い主が判明したことのみ広報するとしている。どのように飼育され、逃走に至ったのかは「引き続き調べる」と述べるにとどめた。