県内有数のシークヮーサーの産地・大宜味村で今月21日、ドローンを活用した農薬散布のデモンストレーションが行われました。

近年、シークヮーサーの収穫量が害虫被害によって減少している現状や、農家の高齢化を受けた生産効率化などの課題解決を目指し、村のシークヮーサー産地協議会が開いたもので、県やJA、農家など約50人が参加しました。最新の農業用ドローンがおよそ2メートルの高さから農薬にみたてた水をシークヮーサーの木にまく様子が披露されました。

▼大宜味村シークヮーサー産地協議会会長・友寄景善大宜味村長
「簡単に防除作業できるので、農家の負担が大幅に軽減される。非常に良い」

▼農家
「かなりの風力、風量で吹きかけるものですから、中まで全部浸透していって、これはいいなという感じはしました」

関係者は、広い農地に対応できるドローンを活用し、農家の負担軽減につなげたいと期待を寄せています。