
心や体に様々な変化が起こり、男子選手との違いを感じた中学時代。
でも高校で、八重山高校女子サッカー部のメンバーと出会い、初めて女子だけの大会に出場すると…
――なにか違いはあった?
「めちゃめちゃ違いました」
「女子だったら自分も言いたいこと言えるし」「そこから自分のプレーにも自信が持てたので」「大会に出てみて、改めてサッカーの楽しさを知ったというか、みんなとまたやりたいっていう気持ちが大きくなったので」

県高校総体も八重山高校などとの合同チームで挑みます。八重山のチームメートは凪沙について…
▼八重山高校女子サッカー部 木村胡桃主将
「チームの盛り上げ隊長、シュートも決めてくれるし」「いつも間違えて凪沙も数えちゃう、間違えた八重高は10人か、みたいな(笑)」

▼八重山高校女子サッカー部 吉牟田くるみ選手
「ほぼ相棒です」「凪沙はもう全部八重山のことはなんとなくわかるだろうから」
凪沙は女子サッカーと出会って、克服したことがあります。
(男子選手に意見する糸数凪沙選手)
「ディフェンスを置いて、その人を押さえながらターンして、シュートで…」
「人見知りがずっと短所でやってきて、積極的に関われるようにしたいっていうのを目標にずっとやってきて」
サッカーがうまくなりたい。今は自信を持って、男子選手たちにも意見します。

「みんなと合同チームでやっていく中で、みんなと関われるようになったので、やっぱりサッカーでそこは克服というか強くなったかなと思います」
▼男子サッカー部 佐久川恭輔主将(2年)
「小学校の時から同じチームでやっていて、すごいシュートを決めたりとかもしているんで、とても上手です」

▼男子サッカー部 宇久里佑真選手(1年)
「男子も1年生がたくさんの(合同)チームだけど、合同で勝てるように頑張ります」
女子サッカーは混戦が予想される今年の県高校総体。

「こっちも去年優勝してるっていうのもあって、3冠も取っている。全国大会も行ってるっていうのも強みでもあるので、そこは自信を持って」「強気でいけるようにしたいです」
仲間とともに、成長した日々を自信にして。県の頂点を狙います。