台湾国防部は、29日から行われていた中国軍による軍事演習の期間中、台湾周辺で中国の軍用機のべ207機が確認されたと発表しました。
中国軍はきのうとおとといの2日間、台湾周辺で軍事演習を行っていましたが、台湾国防部によりますと、日本時間けさ7時までの48時間で207機の中国軍用機と31隻の艦船、海警局の船舶16隻が台湾海峡で確認されたということです。
このうち軍用機125機が"事実上の停戦ライン"である中間線を越えたとしています。
中国軍はきのう、軍事演習で福建省から台湾北部と南西部の海域に向けて、27発のロケット弾を発射するなどしていて、これに台湾側は強く非難しています。
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