沖縄県の北谷町美浜・アメリカンビレッジでは、きょう(10月31日)3年ぶりにハロウィーンナイト『ハロウィンフェスタ in 2022』が開催されています。

日本では1990年代後半に東京ディズニーランドで仮装イベントを開催したことがきっかけでハロウィーンの認知度が高まったと言われていますが、沖縄は戦後、基地の外にもアメリカ人が多く住んでいたこともあり、実はその数十年前から本場のハロウィーンが行われていました。
特に沖縄本島中部の北谷町や嘉手納町など外人住宅が集まる地域では、ハロウィーンの時には近所の子供たちが集まって外人住宅を回り、「トリックオアトリート」と伝えてお菓子を貰う文化が根付いていました。

きょう(31日)のイベントでもアメリカンビレッジの115店舗が協力し、「トリックオアトリート」と店員に伝えるとお菓子が貰えるとあって、可愛い仮装に身を包んだ子どもたちが多くの店舗に足を運んでいました。

特にアメリカンビレッジはインスタなどいわゆるSNS映えする、ハロウィーン仕様となった街並みを背景に仮装した若者たちが『映える』写真を撮影し、投稿する姿が見られました。

イベントを主催するアメリカンビレッジ事業者会は、仮装した子どもや親子で写真を投稿した人を対象に、賞金総額1250ドルのインスタグラムコンテストを開催していて、後日グランプリを発表するとしています。

きょうは朝からあいにくの雨となりましたが、雨とライトアップが一段と街を幻想的に映し出し、沢山の人たちが久しぶりのハロウィーンナイトを楽しみました。