ゴールデンウィーク真っ只中、これから車で出かけるという方に気を付けてほしい
車のトラブル。注意すべき点を日本自動車連盟「JAF」に取材した。(話し手:JAF沖縄 ロードサービス隊員 北東聖良さん)

JAF沖縄・ロードサービス隊員 北東聖良さん

「大型連休の際は、JAFの出動は増えます。久しぶりに車を使われる方が多いからだと思う」

去年の大型連休中、沖縄県内で10日間の出動件数は467件。多いのはバッテリー上がり、タイヤパンクでそれぞれ124件。要請理由の半分以上を占めた。高速道路(沖縄自動車道)で多いのはタイヤのパンクとガス欠だったという。

「依頼件数が増えることで、到着までに要する時間が伸びてしまう傾向にある。ウキウキしていた人たちが、トラブルでがっかりしているのをよく見ます」

トラブルを未然に防ぐためにはやはりメンテナンスが大事。改めてレクチャーしてもらった。まずはボンネットを開けてエンジンオイルを点検。

「付着しているオイルをふき取ります。ふき取ったあと、もう一度差し込む。そして抜く。2つの目印の間ぐらいに収まっているのが良い」

適正量のオイルが入っているかを確認

先端にある目印2つの間にオイルがついていれば十分な量があるのだそう。続いてエンジンのオーバーヒートを防ぐ冷却水の量を確認する。こちらもチェックポイントは液量だ。

「熱くなっていないときに開いた方がよい。熱いときに開けると、液が飛び散ってしまってやけどしてしまいます。液が減っているようであれば、漏れているかもしれない。エンジンを冷やせずに壊してしまうことになるので、工場で点検してもらうのが良い」