国と戦った2人の元沖縄県知事を描いた映画「太陽(ティダ)の運命」の一般公開が全国に先駆け那覇市で始まりました。
映画「太陽の運命」の先行上映初日を迎えた22日、那覇市の映画館には上映を待ちわびる観客が長蛇の列をつくりました。
「太陽の運命」は、琉球放送が創立70周年を記念してTBSと共同制作した映画で、普天間基地の辺野古移設などをめぐり国と激しく戦った大田昌秀さんと翁長雄志さんの2人の元沖縄県知事の半生が描かれています。
監督は、「米軍(アメリカ)が最も怖れた男 その名はカメジロー」など沖縄を題材にした映画を制作してきたTBSの佐古忠彦さんが務めました。

佐古忠彦 監督
「大田県政の時代をよく分からないという若い世代にとっても、今ある沖縄の姿は何が原点にあって、ここまでつながってきているのか。知らない世代にとっても追体験ができる映画になっていると思うので、「沖縄をここで感じてほしい」そんな思いがしています」
映画「太陽の運命」は那覇市の桜坂劇場で公開中です。
