10月17日はそば粉を使わずに小麦粉で作られている「沖縄そば」が「そば」と表示することを1978年(昭和53年)正式に認められた日です。
沖縄生麺(なまめん)協同組合によると、そば粉を使っていないため、沖縄そばは1972年の復帰後、「そば」と呼ぶことを禁止されていたそうです。しかし、県民に定着した名称であると運動を展開し、44年前の10月17日公正取引委員会から「沖縄そば」の呼称認定を受けたそうです。


そんな歴史がある沖縄そばにちなんだイベント「沖縄そばの日フェスタ」は、沖縄のソウルフード「沖縄そば」の魅力を広く発信しようと沖縄生麺協同組合が実施しているものです。
会場には組合に加盟する製麺所のパネルや袋麺が展示され好みの麺を購入できるほか、このイベント限定の沖縄そばなどが展開されています。

「沖縄そばいただきます。麺がもっちりしていて弾力があって、ほのかに木の香りがしてとても美味しいです」


この沖縄そばは沖縄生麺協同組合などが10年以上かけて開発しているもので、戦前かんすいの代わりに使用されていた木灰(もくはい)を再現していて、昔ながらの味を堪能することができます。



食べた子どもはー「(沖縄そば)大好き。おいし~」
「シンプルで昔ながらのそばかなと思いました。沖縄のソウルフードなのでずっと残って行ってほしいと思います」

沖縄生麺協同組合 伊波興健(いは こうけん)副理事長
「普段食べている麺との違いを味わっていただければと思います」
沖縄そばフェスタは18日まで開催されています。