沖縄の各地域で受け継がれている「しまくとぅば」の普及や継承を進めようと、北谷町でしまくとぅばを使った創作劇が披露されました。

「しまくとぅば on ステージ」は地域で受け継がれているしまくとぅばの普及と継承を進めようと開かれたもので、子どもたちが古い民謡を披露したほか、しまくとぅばを使った創作劇が上演されました。

このうち文化協会の青年部のメンバーおよそ40人が出演したステージでは、闇バイトに手を染めようとする青年を地域の人たちが思い留ませるストーリーが展開されました。
「闇カジノ」や「特殊詐欺」「認知症の早期発見」など社会の様々な課題を啓発していて、観ている人は映し出される日本語訳の字幕を頼りにしまくとぅばの世界に引き込まれていました。
▼観覧した人は
「しまくとぅばをあまり分からなかったから、ちゃんと調べようと思った」
「うちなーぐちは残した方がいいなと思いました。すごく練習したんだろうと思って感心しました」
主催者は今後もこうしたイベントを通じて、しまくとぅばへの興味や関心を高めてもらえればと期待を寄せていました。