今年で76回を数える沖縄県内最大の美術と工芸の祭典「沖展」が浦添市で開幕しました。

終戦から4年後の1949年に、沖縄タイムス社が、焦土と化した沖縄の復興を願い企画した「沖展」は、戦後の沖縄美術の復興を牽引してきました。

戦後80年となる今年は、沖展会員が出展した絵画や彫刻、書芸などの作品や一般公募から選ばれた作品など12の分野で800点あまりが展示されています。

織物部門では人間国宝に認定された「首里織」の祝嶺恭子さんや「八重山上布」の新垣幸子さんの新作も見ることができます。

「沖展」は今月30日まで浦添市のANA ARENA浦添(浦添市立体育館)で開催されます。