大雨などの大規模な自然災害が発生した際に、復旧作業で使われる特殊車両の操作方法などを学ぶ訓練が、宜野座村で行われました。
沖縄総合事務局では災害復旧支援の能力向上を目的に、機材の操作訓練を毎年実施していて、去年11月の北部大雨被害を受け、今年は水道事業者や市町村の防災担当者などが参加しました。訓練で参加者は、道路脇の側溝や排水管に詰まった泥などを清掃車両のポンプで吸いとる方法を学び、実際に砂のたまった側溝を清掃しました。
また、給水車の操作訓練では、ホースを給水袋に差し円滑に水を入れられるかを手順を確認しながら実施しました。
▼沖縄総合事務局 補佐蔵本和人 防災課課長
「災害はいつ発生するか分かりません。常日頃から、訓練や情報共有を行い、万が一の災害発生時には、迅速に対応できるようしていきたいと思っています」
総合事務局では今後も防災や復旧体制を整えるため、市町村との連携を強化していくことにしています。