旧暦の1月16日にあたる13日、宮古島の各地で「あの世」の正月とされるジュウルクニツの行事が行われました。
ジュウルクニツの日は、宮古島でほとんどの職場や学校が午後から休みとなり、島外からもこの日に合わせて帰省するなどお盆と正月に次ぐ一大行事です。

宮古島市平良にある袖山墓地公園には昼ごろから家族や親族が続々と集まり、墓前であの世のお金とされる「かびじん」を焼いたあと、手を合わせて先祖を供養しました。
墓参りの男性
「うちは家族全員で会社をやっていまして、去年1年間うまく会社も回ってきたので来年もうまくいくように見守ってくださいという気持ちで手を合わせました」
墓参りの男性
「ことしもよろしくということを伝えるのと、元気になった子どもたちを見てほしいなと思って」

この日はあいにくの空模様となりましたが、ごちそうを囲みながら先祖と正月を祝う賑やかな光景が広がっていました。