警察の白バイ隊員が日ごろ鍛えた運転技術を競う大会が沖縄県で開かれました。

白バイの安全運転競技大会は、交通違反の取り締まりの際などに緊急走行が必要となる白バイ隊員の運転技術の向上を目的に沖縄県警が毎年開催しています。

8日午前、豊見城市の運転免許センターで開かれた大会では、バイクを傾けてターンを繰り返す「スラローム」と呼ばれる競技に、交通機動隊の精鋭隊員9人が挑みました。

様々な装備がついた白バイの総重量はおよそ300キロ。参加した隊員はブレーキやアクセルの素早い操作、車体と一体となった体重移動など、高度な運転技術を発揮して巧みなコーナーワークを披露し、訪れたおよそ200人の観客を魅了しました。

大会で優秀な成績を収めた隊員は、10月に茨城県で開催される全国大会に派遣されるということです。