北海道日本ハムファイターズは名護でキャンプイン
▼岸本 幸平 北部通信員
「どこから来ましたか?」
▼男の子
「南風原です。さっきキャッチボールしてるの見ててボールが速くてかっこいいなと思った」
新庄剛志監督、勝負の4年目。北海道日本ハムファイターズは名護で1歩を踏み出しました。
注目は早くも今シーズンの開幕投手に内定している、豊見城市出身の金村尚真。
去年はシーズン途中からローテーションの一角に食い込み、7勝をマーク。クライマックスシリーズ進出の立役者となりました。
リーグ制覇の命運を握る右腕は、二桁勝利と、規定投球回クリアを目標に、開幕からのフル回転を誓いました。
▼北海道日本ハムファイターズ 金村 尚真 投手(24)
「始まったなってすごく実感しました。やっぱり地元ですし、沖縄の人に応援してもらいたいというのはすごく強い思いを持っているので、応援してもらえると励みになるので、応援してもらいたいと思います」
球春到来を告げるプロ野球キャンプ 各地でファンが熱視線
北谷町では、3年連続セ・リーグ最下位からの巻き返しを図る中日ドラゴンズ。
就任1年目の井上一樹新監督はポジティブバトルをテーマに掲げ、選手たちに前向きな競争を促しました。
読谷村出身・プロ3年目の仲地礼亜は、去年1試合のみの登板に終わった悔しさを糧に、新たな背番号26番とともに心機一転、リスタートを切っています。
このほか、金武町では、12年ぶり2回目の日本一を目指す東北楽天ゴールデンイーグルス。
浦添市では、「捲土重来」をチームスローガンに2年連続5位からの飛躍を見据える、東京ヤクルトスワローズがそれぞれキャンプインしました。
石垣島では、昨シーズン、パリーグ3位の千葉ロッテマリーンズが18年目のキャンプイン。初日はあいにくの雨となりましたが、多くのファンが集まり、熱視線を送りました。
▼千葉ロッテマリーンズのファン
「毎年とっても楽しみにしていて、これを見ないと球春は来ない。我々にとって大切なイベントの一つなので、とても楽しみにしてきました」
ロッテは2週間ほど石垣島でキャンプを行った後、18日から糸満市で2次キャンプを行います。
沖縄から全国へ、球春到来を告げるプロ野球キャンプ。
22日からは各地オープン戦も予定され、沖縄が野球熱に包まれる1か月間がスタートしました。
近い距離で憧れの選手を見られるのはキャンプシーズンならでは。プロ野球選手の迫力を間近に感じてみてはいかがでしょうか?