いよいよスタートしたプロ野球キャンプ。去年日本一となった横浜DeNAベイスターズのパレードが宜野湾市で行われるなど、早速盛り上がりを見せています。県勢選手の意気込みとともに、各地の様子をお伝えします。
▼片野達朗 キャスター
「去年、26年ぶりの日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズ。宜野湾市主催の優勝パレードが行われています。沿道には多くのファンが詰めかけ、日本一を祝福しています」
▼沿道の野球少年
「サイコー!!」
▼沿道の野球少年たち
「デスターシャ!」
キャンプイン初日、26年ぶりに行われた優勝パレードには約1万6000人が詰めかけ、沿道を青く染め上げました。
▼横浜DeNAベイスターズ 三浦 大輔 監督
「26年ぶりの宜野湾市での優勝パレード。みなさま方からたくさんパワーをいただきました。来年ここに来て、もう一度パレードしてもらえるように一丸となって戦っていきますので、今シーズンも一緒に、熱い熱いご声援をよろしくお願いします」
昨シーズン、リーグ3位から日本一まで駆け上がった横浜DeNAベイスターズ。
今年は悲願のリーグ優勝、そして日本一連覇へと意気込む中、入団7年目を迎えた嘉手納町出身、宮城滝太が地元キャンプに臨んでいます。
▼横浜DeNAベイスターズ 宮城 滝太 投手(24)
「(チームは日本一だったが)僕はその場にいられなくて、個人的にはすごく悔しいシーズンでした。今シーズンはその悔しさを晴らすためにオフシーズンしっかりやってきたので、あとは、しっかりアピールするだけかなと思います」
去年は1試合のみの登板に終わった悔しさを糧に、今年は40試合登板を目標にさらなる成長を誓っています。
▼横浜DeNAベイスターズ 宮城 滝太 投手(24)
「開幕のメンバーに入れるように、アピールを一番にやりたいなと思っています」
日本一奪還を誓う阪神タイガース 宜野座にキャンプイン
▼阪神タイガース 藤川 球児 新監督
「ファンのみなさまに胸を張れるようなチームを作っていきます。この1か月間、沖縄で宜しくお願いします」
去年セ・リーグ2位から、日本一奪回を誓う阪神タイガース。
球団創設90年の節目となる今年もキャンプ地・宜野座には多くのタイガースファンが詰めかけました。
▼阪神タイガースファン
「2020年からコロナが始まって、6年ぶりにやっと来られたんです。来たら、阪神の友達に会えるし、だから学校みたいな感じですよね、阪神が」
▼下地 麗子 キャスター
「どこからいらしたんですか?」
▼阪神タイガースファン
「那覇市です。(2月は)巨人がすぐ近くでキャンプをやっているんですけど、行ったことないです(笑)」
去年35試合の登板を果たし、防御率2.84。貴重な中継ぎ右腕として、チームに欠かせない存在となっている糸満市出身の岡留英貴。
▼阪神タイガース 岡留 英貴 投手(24)
「気持ちも入りましたし、地元沖縄で始められるのはすごくいいことやなと思いました」
プロ4年目。名前を呼ばれることも多いという地元キャンプには、両親も駆け付け、近くでエールを送りました。
▼阪神タイガース 岡留選手の父・邦英さん
「沖縄でやるから見られるから、またいいですよね。けがしないように、そこかな。一番心配なのは」
▼阪神タイガース 岡留 英貴 投手(24)
「シーズンとしては50試合以上というのは、中継ぎしている以上は目標になってくる数字だと思いますし、1年間1軍にいることができれば投げられる数字だと思うので、そこを目標にやっていきたいなと思います」