80歳男性:「こういうと言っちゃいけないんだろうけど、僕は大丈夫だと思っちゃう。よく新聞報道などで出ますけど、まさかアクセルとブレーキを踏み間違うなんて考えられない、と」
記者:自分の身体能力とか認知機能が落ちたと思うことは?
80歳男性:「あまりないですね。(過信は)いけないのかな?」
このほか、走行中に前の車を検知し衝突を防ぐ自動ブレーキシステム装置の機能をシミュレータで体験するブースも設けられ、最近の自動車が備えた安全機能を体感した参加者は驚いた様子でした。

自動ブレーキシステムを体験した女性:「なんか怖いね」「足がむずむずする」
死角を丁寧に確認することなどの安全意識や、できるだけ高い予防安全性能を備えた車に乗ることの大切さを学んだ参加者たち。今後の運転に生かしていきたいと話していました。
加齢による身体能力や認知機能の衰えを感じながら車を運転することは、自分にも他人にも高いリスクがあります。自分が安全に運転できているか、客観的な意見を聞き、問題があれば免許を返納することも含めて冷静に判断していくことが必要です。