宜野湾市の高校生と香港からの修学旅行生が交流し、互いの学校生活や文化について理解を深めました。
「WHAT IS YOUR NAME? 」
6日、宜野湾市の中部商業高校を訪れたのは香港からやってきた中学生2人、高校生28人のあわせて30人です。
県が実施している教育旅行推進事業の一環で県内の児童・生徒が国外の修学旅行生との交流を通じて国際的な感覚を養うことを目的としています。
交流会では生徒らがダンスやカンフーを披露し、互いの学校生活や趣味などを紹介しました。
県内の高校生は英語や中国語での会話を試みたり時折スマートフォンの翻訳機能を活用したりするなどして言葉の壁を乗り越え、異文化への理解を深めていました。
修学旅行先に沖縄を選んだ理由と目的は。
▽男性教員
「沖縄は中国の文化も入っているし、日本の文化も入っている。先生として生徒が色んな国の文化を学べることが希望です」「生徒の視野を広げようと思います」
国際交流をした生徒たちは。

▽香港側の生徒
「同じ言語で直接的に会話できなかったとしても、地元の生徒とゲームをするなど、ボディーランゲージをつかうことで意思疎通できたのがよかった」
▽沖縄側の男子生徒
「思ったより(中国語が)通じないこともあって、翻訳機能をつかったりしました」「自分の力で話したいと思って。勉強して中国語を話そうかな」
「英語で伝わるから楽しめた」「相手の国のことを知れてよかった」
香港からの一行は明後日まで沖縄に滞在予定で今後は首里城などの観光地を訪れる予定だということです。