大正時代に始まった伝統のハーリー大会が今帰仁村の運天漁港で開かれ、50チームあまりが参加して熱戦が展開されました。
今帰仁ハーリー大会は、今から110年以上前に海岸で大きなクジラが捕れたことを祝って始まったとされていて、沖縄戦の前から戦後にかけて一度は途絶えたもののその後再開し、今大会で68回目を迎えました。22日の大会には、地元だけではなく本島各地からあわせて54チームが出場。

参加者たちは全長300メートルを往復するコースで声をかけ合って、息の合った見事な櫂さばきで勢い良く進んでいました。
▽参加した人は
「みんなで集まって、何か1つの目標に向かって漕ぎながら青春を楽しめるっていうのは、とてもいい機会で本当によかったです」
会場には、多くの応援団の姿もあり大会を漕ぎ手たちを奮い立たせていました。
(22日 北部通信員 岸本幸平)