金銭トラブルになった債務者の男性を監禁し、タバコの火を首に押しつけて火傷を負わせるなどしたとして、ヤミ金業の男2人が逮捕・起訴されました。
逮捕監禁と傷害の罪で起訴されたのは、那覇市に住む貸金業の27歳の男と26歳の男です。
起訴状などによりますと、男2人は去年12月、債務者の男性(当時49)を車で連れ去り、那覇市のアパートの一室で約11時間にわたりロープで椅子に縛り付けたり、首にロープを巻き付けて引っ張ったりするなどの暴行を加えた逮捕監禁の罪に問われています。
また今年3月には、同じアパートの一室でおよそ4時間にわたり男性の首に火の付いたタバコを押しつけ火傷を負わせたほか、腕や胸を複数回殴るなどの暴行を加え、全治約20日間のけがを追わせた傷害の罪に問われています。
警察は捜査に支障があるとして逮捕時の2人の認否を明らかにしていません。
また、2人は合わせて約45万を無登録で複数の人に貸し付けたとして今年6月に貸金業違反の罪でも起訴されていて、警察によりますとこの件については2人は逮捕時に容疑を認めていたということです。