那覇地方検察庁のトップに新たに着任した検事正が会見を開き「県民から信頼されるよう職務に取り組む」と意気込みを述べました。
▽那覇地検 白井智之検事正 「様々なご縁がありまして、ここ沖縄は公私ともに、私にとって第二の故郷、ふるさとなっております。また勤務をさせていただけることを大変嬉しく思うとともに、検事正という重責に身が引き締まる思いです」
今月22日付けで那覇地検に着任した白井智之検事正は愛知県出身の54歳で、これまでに那覇地検で次席検事を務めるなど7年間の勤務経験があり今回で4回目の勤務になるということです。
白井検事正はアメリカ軍関係者の事件・事故に対する県民の関心の高さに触れた上で「法と証拠に基づいて事件処理にあたるのが基本的なスタンス。厳正公平・不偏不党で事件に向き合っていくことが重要だ」と述べました。
また、米軍関係者の事件・事故をめぐる新たな通報体制については「県警と相談の上で県に情報提供を行う枠組み」と説明し公益性や関係者のプライバシーなどに配慮し慎重かつ適切に対応していきたいとしています。