28日から沖縄を訪れている中国福建省の訪問団が玉城知事と会談し、経済や文化的な交流をより一層深めていくことなどを確認しました。

29日、県庁を訪れたのは福建省のトップを務める周祖翼(しゅう・そよく)書記ら訪問団です。

玉城知事と会談した周書記は沖縄と福建省の人的交流や経済的なつながりをさらに深めていくためにも直行便の就航を目指したい考えなどを示しました。

▽福建省・周祖翼書記
「沖縄訪問を通して、両省県には緊密な関係があり、民間風俗や歴史・文化などの面において様々な共通点があることを感じました。それらは全て両省県の友好交流の重要な基礎です」

福建省・周祖翼書記



会談後には沖縄県側から琉球ガラスが、福建省側からは首里城を描いた絵が贈られました。

これに先立ち28日には県主催の歓迎レセプションも開かれ、沖縄の伝統芸能などが披露されました。

琉球王国時代から深いつながりがある沖縄と福建省は1997年に友好関係を結んでいて、相互に留学生を派遣するなど幅広い交流が続いています。