3年前、県立コザ高校で空手部の主将を務めていた当時高校2年生の男子生徒が自死した問題で県は、第三者委員会の調査報告書の全容を公表しました。
男子生徒の自死の原因を調査してきた第三者委員会は「前日にあった顧問からの理不尽かつ強烈な叱責が大きな要因」だと結論づけ、今年3月、調査報告書を県に提出し概要版を公表していました。
8日は、200ページを越える報告書の全容が公表され、当時の顧問が、自分の言動が生徒に精神的負担を与えていたとしても、自死の原因は「自分にない」と反論していたことがわかりました。
顧問はその理由として「生徒の監護義務者は母親である」と主張しましたが第三者委員会はその反論に合理性はないと判断しています。
調査報告書は、個人情報に関する部分を伏せたうえで、県のホームページで公開されています。