沖縄に駐留するアメリカ軍のトップ、ロジャー・ターナー中将が21日に玉城知事と面談し、今月、飛行を再開させたアメリカ軍のオスプレイについて「安全な運用ができると確信を持っている」と強調しました。

ターナー中将はことし1月に四軍調整官に就任したばかりで、3月21日に県庁を訪問しました。

面談した玉城知事は、アメリカ軍のオスプレイが飛行を再開したことについて事故の再発防止などに関するアメリカ側の説明が「十分とは言いがたい」としたうえで、県としてオスプレイの配備に反対し、訓練移転や県外配備など実効性のある負担軽減を改めて求めました。

これに対しターナー中将は、知事の懸念に理解を示したうえで次のように述べました。

ロジャー・ターナー中将
「V―22(オスプレイ)を沖縄で安全に運用できると確信を持っている」

ターナー中将は、今後、玉城知事や県の職員を基地に招き、安全対策や運用システムの手順などを詳しく説明する機会を設けたいと提案しました。