能登半島地震で被害を受けた山間部の林道などを調査するため、県から林業の技術職員が派遣されます。
全国知事会からの要請を受け石川県の能登半島北部に派遣されるのは、北部農林水産振興センターの仲里貴正班長ら県の林業技術職員4人で、29日照屋副知事に派遣の報告を行いました。

4人は3月1日から1週間交代で能登半島北部に派遣され、林道の崩壊範囲の確認や測量に加え、崩壊した場所をシートで覆うなどの応急措置を行います。
北部農林水産振興センター・仲里貴正班長
「全く異なる森林の状況、全く異なる対応が求められていく。うまく対応していけたらと思う」

派遣の報告を受けた照屋義実副知事は「積み上げてきた知見を生かし、一日も早い復興ができるように頑張ってきて欲しい」と4人を激励しました。
県によりますと、被災地への県の林業技術職員の派遣は初めてだということです。