去年1年間に大分県内で発生した特殊詐欺の被害総額が8年ぶりに3億円を超えたことがわかりました。

県警によりますと去年1年間に県内で発生した特殊詐欺事件は206件で、前の年と比べて29件増加しました。被害総額は3億1000万円で、前の年を9000万円上回り、8年ぶりに3億円を超えました。

犯行の手口では、パソコンの修理名目などの架空請求詐欺が137件と最も多く、全体の7割近くを占めています。また、年金や保険料の払い戻し名目の還付金詐欺も、前の年から16件増加しています。

県警は不審な電話があったら、すぐに家族や警察に相談するよう呼びかけています。