大分県日田市で14日、伝統行事の「もぐら打ち」が行われ、子どもたちが1年の五穀豊穣と無病息災を願いました。

「もぐら打ち」は、地面を掘って田畑に悪さをするモグラを追い出すことで、その年の五穀豊穣と無病息災を願う日田市の伝統行事です。

14日は、子どもたち16人が月出山(かんとう)地区の家々を回って、独特の掛け声とともに、竹の先にわらを巻いた道具を元気いっぱい地面に打ち付けました。

(地元住民)「これでもう晴れ晴れとした年になる」
(参加した子ども)「事故がなく、幸せになって欲しい」

また、ごはんに混ぜて炊いた竹筒の中に小豆が何個入っているかで1年の運勢を占う「粥試し」もあわせて行われました。