大分県内で新型コロナの感染が7週連続で拡大。3か月ぶりに注意報基準を超え、懸念されていたインフルエンザとの同時流行となっています。
1月7日までの1週間に県内58医療機関で確認された新型コロナの患者数は前の週の1.21倍となる639人でした。
7週連続の感染拡大により1医療機関あたりの患者数は11.02人となり、去年10月以来およそ3か月ぶりに注意報基準の10人を超えました。保健所別の患者数は大分市が最も多く13.59人、次いで北部が13.1人、東部が12.92人と続いています。
一方、インフルエンザの患者数は1医療機関あたり19.21人でした。前の週から半減しているものの依然警報レベルにあり、懸念されていた新型コロナとの同時流行となっています。
県は、正月休みが終わり、今後は学校現場や職場で感染が急拡大する恐れがあるとして、基本的な感染対策の継続を呼びかけています。