大分県の12月景気動向について日本銀行大分支店は「ゆるやかに回復している」と、3か月連続で判断を据え置きました。
日本銀行大分支店によりますと、12月の大分県内の景気動向は「ゆるやかに回復している」として今年10月から3か月連続で総括判断を据え置きました。
需要や生産・雇用に関する8つの個別項目のうち7つについては判断を据え置いた一方、住宅投資は前回の「横ばい圏内」から「弱含んでいる」として2021年4月以来2年8ヶ月ぶりに引き下げました。
過去に着工されたマンションの建設が落ち着いたほか、建築資材価格の高騰などによって住宅の着工が弱めになっているということです。
景気の先行きについて日銀大分支店は「エネルギーや原材料価格の高騰が家計や企業に与える影響を注視していく必要がある」と予測しています。